卒業後の進路について

卒業後の進路について

美術館の教育普及担当キュレーター、広報担当キュレーター、およびエデュケーター、社会教育施設のコーディネーター、商業ギャラリーのキュレーター、アートディレクター、演劇プロデューサー、音楽プロデューサー、照明家、映像プロデューサー、ゲームプロデューサー、アート関係の編集者、漫画関係の編集者、学校教員、アーティスト、俳優、冒険家などなど。
もちろん、大学院に進学して、さらに専門的な研究を継続することも可能です。

しかし、私たちが追求するのは、就職のための教育ではなく、いかなる職業に就くにあたっても、あなたがただそこにいてくれることで、周りの人々が喜んでくれる、そんな人間像を、アートプロデュースという表現領域において創造することです。
既存の職業の枠にとらわれず、多くの人々に微笑みを与えられる人生に向かって、4年間という時間を思う存分楽しんでください。

主な就職・進学先

就職先

進学先

卒業生へのインタビュー

杉山 芽衣 Mei Sugiyama

AP1期生、女子美術大学付属高等学校出身

(2020年 インタビュー)

Q.現在のお仕事は?
プランナー(フリーランス)

Q.お仕事の内容を教えてください
株式会社博報堂プロダクツを経て、フリーランスプランナーへ。
クライアントの課題やご要望にプロモーションというかたちでどう解決するかを考えるプランナーという仕事をしています。「とにかく話題にさせたい!」「新しいサービスをつくりたい!」「商品を売りたい!」など、さまざまな企業の課題がある中で、どうすれば解決ができるか、毎日ひたすら企画を考えています。

Q.どのような大学生でしたか?
学内外問わず多くのことにチャレンジをし、さまざまな場所に出かけることが多く、とにかく、好奇心旺盛な大学生でした!AP自体がいろいろなことにチャレンジする機会を創造する領域だったので、アート以外にも沢山の貴重な経験ができた大学生活でした。

Q.女子美APで学びたい人へ一言
女子美の中でもアートプロデュースは特殊な場で、学生各々が自分の興味のある分野を自由に深められる場だと思います。
まだ自分が何をしたいのかわからなくても、段々と自分の興味のあるものや、自分らしさに気づくことのできる領域なので、4年間の大学生活に刺激を求めるなら、間違いなくAPです笑

辻 真木子 Makiko Tsuji

AP1期生、女子美術大学付属高等学校出身

(2020年 インタビュー)

Q.現在のお仕事は?
公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都現代美術館
トーキョーアーツアンドスペース(TOKAS)

Q.お仕事の内容を教えてください
TOKASは、幅広いジャンルの活動や領域横断的・実践的な試みを支援し、同時代の表現を東京から創造・発信するアートセンターです。私の勤務するTOKAS本郷では、若手作家の作品発表や企画展、公演や公募企画の実施のほか、国内外の幅広いジャンルのクリエーターを対象にしたプログラムなど、さまざまな活動を展開しています。

Q.どのような大学生でしたか?
授業は真面目に取り組んでいたと思います。インターンなど学外での活動にも参加し、とてもアクティブに動いていたので、あっという間の4年間でした。休日は国内外へよく出かけて、観る・食べるを楽しむことを生きがいにしていました。

Q.女子美APで学びたい人へ一言
様々な分野で活躍されている先生、個性豊かな同級生との出会いは、新しい世界を知るきっかけをつくってくれます。また、課題が少ないというのもAPの特徴です。全ては自分の時間です。その時間をどう使うべきか自ら気づいて、築くことができたら最高!

松田紗奈 Sana Matsuda

AP2期生、星稜高等学校出身

(2021年 インタビュー)

Q.現在のお仕事は?
株式会社アマナ
ユニバーサルプロデューサー

Q.お仕事の内容を教えてください
クリエイティブが強みの広告制作の会社の中で、映像やグラフィックを主に広告・ プロモーションに関わるイベントやCG制作など様々な企画案件を行うユニバーサルチームでプロデューサーをしています。卒業後はセールスプロモーション系のイベント会社で新卒経験を積み、芸能事務所直結の音楽ライブ制作会社でSEKAI NO OWARIなどのアーティストのライブ・ツアーを担当し、FUJI ROCKなどの音楽イベントでは海外アーティストの来日招聘や渡航業務コーディネートを行い、その後にPARCOに所属し演劇公演などの舞台制作を担当するという移籍を重ねましたが、現在はその経験が存分に生かされ、ユニバーサルという型に収まらない多ジャンルのお仕事をしています。名俳優主演ムービー、アーティストMV、化粧品会社広告、宇宙開発ベンチャーCG制作まで、プロデュース制作担当する領域は多岐に渡ります。

Q.どのような大学生でしたか?
APの同期生はとにかく個性が強く元気で(笑) その中でも特に海外への意識が高い学生だったのかなと思います。 入学前から女子美の海外留学制度で海外に行きたいと思い1年生の時にイギリス、3年生の時にウィーンに留学しました。 留学中には教授とアーティストと共に食事会やダンス公演に行き見聞を広めたり、 4年生では教授の海外講演についてAP生の友と一緒にヨーロッパを巡って、そこで卒業制作も行いました。 帰国後もアートイベントや劇場のインターンをしたり、 とにかくアクティブに学内外問わず興味のある事は何でもやっていました。 海外や現地に行かなくとも連絡や情報収集などの積極性を常日頃持っていたので、 それまでの経験もあり今では外国語を必要とする仕事にも声をかけられる機会が多いです。 その頃に出会った多くの方々と今でも繋がり連絡や仕事の話をする事もあります。

Q.女子美APで学びたい人へ一言
女子美APに入学して本当に良かったと卒業した今も常々感じています。 教授や先生達、同期や女子美生達の支えや言葉が自信や一歩踏み出す力になりました。 何かをやりたい興味好奇心には全力で応援してくれる環境があるからこそ、 是非AP生になったら学内外そして国内外にとらわれずに大きな視野で目一杯過ごして下さい。

小原春菜 Haruna Kohara

AP3期生、女子美術大学付属高等学校出身

(2021年 インタビュー)

Q.現在のお仕事は?
株式会社ムラヤマというスポーツイベントや式典、企業展示やアミューズメント、博物館等のさまざまな人が集まる空間のデザインから施工を行う会社の感動創造研究所という企業内研究所に所属しています。

Q.お仕事の内容を教えてください
「人の心が動くのは何か」を大きなテーマに掲げ、大学との研究を通じて人の記憶の中に残る感動に関しての考察を深めることや、現在は弊社の社史を改めて紐解きなおす研究を行っています。0から企画を立てることやそれを実行する難しさなどの“生みの苦しみ”の経験をさせてもらっています。骨が折れることもありますが貴重な経験と感じるこの頃です。

Q.どのような女子美生でしたか?
授業では真面目な学生の一人だったのではと思います。APではグループワークが特に多かったので、授業で穴をあけないようにし場の雰囲気を整えられるようなメンバーであることを目指していました。 また大学時代は自由な時間を有意義に利用できればと思い、「人の誘いを断らないキャンペーン(無理のない範囲で)」というのを一人で実施していました。意識してお誘いを受けるよう心がけ、同期生や友人と展覧会や観劇、ライブや旅行、美味しいお店など様々な場に足を運びました。結果的に今まで以上にフットワークが軽くなり、自分の視野が広がったと思います。

Q.女子美APで学びたい人へ一言
中高大一貫で女子美に在籍していた私は高校生のとき、杉並校舎の四領域の中で一番絵に向き合えるだろうAPに進路を決めた記憶があります。 中高での課題の中でしか絵を描いてなかった私は、大学に入り現代アートの表現のふり幅にまず驚きました。また大学で教鞭をふるう先生方は自分が想像する社会人の枠にも収まりません。さらには、当時卒業生が存在しないような学科に来る同期生の個性の強さ。何度お腹を抱えて笑わせていただいたか。自分の世界観と時間の流れがそれぞれあって、惑星みたいな人間の集まりだなと思っていました。 APは「世の中色んな生き方があるんだな」とダイレクトに実感できる環境です。自分の時間と向き合うと共に、社会とどう接していくのかを考えるに良い領域だと思います。優しい人ばかりなので大丈夫です。

田中 直子 Naoko Tanaka

AP3期生、日本大学三島高等学校出身

(2020年 インタビュー)

Q.現在の(大学の)所属は?
東京藝術大学大学院 国際芸術創造研究科
アートプロデュース専攻 キュレーション領域
博士後期課程 2年

Q.研究内容を教えてください
美術史上ではあまり注目されない「児童画」について研究しています。特に、戦前に行われた児童画コンクール「日独伊親善図画」について調査しています。女子美では2018年に修了展としてガレリアニケで本研究の展覧会をキュレーションさせていただきました。この展覧会をきっかけに児童画の面白さを更に掘り下げてみたいと思いました。もちろん、研究だけでなく、展覧会のキュレーションも積極的に行っています。

Q.どのような女子美生でしたか?
女子美APには学部と修士で計6年半お世話になりました。「自分のやりたいことはコレだ!」とやっと思えたのは大学4年生の時でした。現在研究している「日独伊親善図画」に出会えたのです。そのきっかけはドイツでの交換留学でした。女子美の海外留学制度は充実しています。私は在学中、交換留学などで、ドイツ、イギリスとイタリアへ留学しました。そこでの経験や出会った人々とは現在でも繋がっており、研究にも協力していただいています。

Q.女子美APで学びたい人へ一言
アートの世界は本当に広くて深いです。APは兎に角あなたの「やってみたい!表現したい!」を全力で応援してくれる場所です。ここでは素晴らしい先生方、先輩方がいつもあなたの味方です。恐れることは何もないです。一緒にAPでアートを楽しみましょう!

庄野 萌 Moe Shono

AP4期生、女子美術大学付属高等学校出身

(2020年 インタビュー)

Q.現在のお仕事は?
一般財団法人 日本財団 DIVERSITY IN THE ARTS 広報 /アシスタントディレクター
NPO法人 こどもアート企画motto /代表理事

Q.お仕事の内容を教えてください
<DIVERSITY IN THE ARTS>
障害のある人の芸術活動を広く周知するため、展覧会や芸術祭等のイベント開催やウェブサイトの運営を行なっている団体です。私の仕事は、創作活動を行う障害のある人たちや、それを取り巻く文化にスポットを当てて取材し、ウェブサイトでの記事発信やフリーペーパーの発行等を行なっています。
<motto>
全国のこどものアート活動の普及を目的に、東京を拠点として工作などのアートイベントを企画・開催する団体です。美術館、公共施設、地域で定期的に開催するアート教室などのイベント企画から開催までの準備を行ったり、小学校でのイベント講師を担当しています。

Q.どのような大学生でしたか?
大学の授業は真面目に通っていた記憶です。授業外でもアートイベントの企画に挑戦してみたり、週末はボランティア活動や旅行ついでに遠方のアートイベントに足を運んだり、今思うと体力あったな~と思います。アートプロデュースの同期もくだらないことを全力で楽しめる最高な仲間に恵まれ、毎日楽しくて仕方がなかったです。

Q.女子美APで学びたい人へ一言
アートプロデュース表現領域は、関心のあること、実践してみたいことを見つけて相談すると初めの一歩を全力でサポートしてくれる環境でした。大学の頃の経験が必ず将来の自分に繋がると思います。女子美の他の学科と比べて少人数ですが、グループワークの授業が多く、1人ではできないことを仲間たちと協力して進めます。その中で自分の役割を見つけ、周りの学生たちの持つ個性や感性に刺激を受けながら、色んなことを吸収できる4年間でありますように。

淺井 かりん Karin Asai

AP5期生、聖霊女子短期大学付属高等学校出身

(2020年 インタビュー)

Q.現在のお仕事は?
株式会社ポニーキャニオン / IRORI Records

(2020年 インタビュー)

Q.お仕事の内容を教えてください
ミュージッククリエイティブ本部のA&Rの部署でアーティストの宣伝プランニングを担当しています。どのようなメディア露出で沢山の人にアーティストの存在を知ってもらえるのか、アーティストの良さを伝えるにはどのような宣伝手法がベストなのかを周りの先輩方にアドバイスを頂きながら日々業務を行なっています。3年目の今は任せて頂けるようになった業務も増え最近では社内に新設されたレーベルで、新人アーティストの発掘なども行なったりと色々なことにチャレンジさせて頂いています。

Q.どのような大学生でしたか?
今でも同期と会うと学生時代の思い出話で盛り上がるくらいに「楽しい」が詰まっていた4年間でした。お互いの「好き」を否定せずに、まずは知ろうという姿勢が常にあった同期達だったので授業の合間に空き教室に集まってお互いの趣味について共有したり、気付いたらそれがディスカッションになっていたりと本当に充実していた大学生活だったと心の底から思います。プライベートでは、飲食のアルバイトをしながら外資系のイベント制作会社で長期インターンをしたりフリーでイベントやライブ制作の手伝いをしたりと「ちょっとでも時間が空いたら現場に行きたい」と呼び出されたら基本は行くといった感じで過ごしていました。あとは何か悩み事があったら研究室に入り浸って教授や助手さんを待ち伏せして、授業がない日でも聞きたいことや知りたいことがあれば、研究室を覗きに行ってましたね(笑)

Q.女子美APで学びたい人へ一言
個人的な解釈にはなってしまいますが「好き」を突き詰めるのに最適なのがAPだと思います。私は、「好き」を仕事にすることに悩んだ時に同期達の「好き」に対して真っ直ぐな姿勢に救われて今の業界に入りました。さらに「何が好きか何をしたいか分からない」人におすすめなのもAPです。日々の学生生活で同期はもちろん、教授や助手さんからも沢山の新しい景色を共有してもらえる、そんな素敵な領域だと私は思っています。

小峯 真凛 Marin Komine

AP5期生、埼玉県立大宮光陵高等学校出身

(2018年 インタビュー)

Q.現在のお仕事は?
エイベックス株式会社

Q.お仕事の内容を教えてください
エイベックスで販売促進の仕事をしています。エンターテイメント、中でも特に音楽を通して世の中に豊かさを与えるべく、何ができるかを日々考え、先輩から学んでいます。

Q.どのような大学生でしたか?
雑誌の編集やライブハウススタッフ、YouTuberのマネジメント、文化祭実行委員など、楽しそうな事はなんでもしていました。‬APの多様性を重んじる空気感と、誰のどんな夢も笑わない真剣な仲間たちに、私の活発な活動は支えられていたと思います。

Q.女子美APで学びたい人へ一言
絵でも、舞台でも、音楽でも、なんならアイドルやタレントだって構いません。貴女に心から愛しているものがあり、それで誰かを幸せにしたいと思っているなら、APに飛び込んでみてください。ここにあるのは「誰かが豊かに生きる事」への真剣な問いです。

森本 真梨子 Mariko Morimoto

AP5期生、女子美術大学付属高等学校出身

(2020年 インタビュー)

Q.現在のお仕事は?
展覧会企画アシスタント

Q.お仕事の内容を教えてください
全国の美術館や百貨店のギャラリーなどで展覧会を企画する会社に勤めています。私はアシスタントとして展覧会企画に関わる一連の業務や美術展のカタログ制作、ミュージアムグッズの仕入れなどを担当しています。海外の美術館から作品を借用する機会が多くある為、外国人のアーティストや学芸員さんの対応をする機会もあってとても刺激的です。

Q.どのような大学生でしたか?
興味関心のあることには何でも挑戦する学生でした。特に外国の美術館や博物館、ギャラリーに興味があったので、よく長期休みに旅に出ていました。

Q.女子美APで学びたい人へ一言
様々な芸術表現やプロデュース方法を学ぶことで視野を広げることができる領域です。沢山のことに興味があってまだ学びたいことが明確になっていない方や色々な表現、プロデュース方法を学んでから将来の方向性を決めたいと思われている方にはとてもおすすめな領域です。APは生徒それぞれの興味関心を大切する環境が揃っています。芸術とご自身について深く考えることができる4年間は、これからの未来をより有意義にしてくれる時間に繋がると思います。

  

鈴木萌夏 Moeka Suzuki

AP6期生、聖ドミニコ学園高等学校出身

(2021年 インタビュー)

Q.現在の(大学の)所属は?
東京藝術大学大学院 美術研究科 美術専攻 先端芸術表現領域 博士課程1年に在籍しています。

Q.お仕事の内容を教えてください
美術史ではあまり注目されていない1990年代の東京のアートシーンについて調査をしています。当時のことを知っている方にインタビューをしたり、文献を集めたり、写真を整理したり、研究といっても謎解きのような楽しい調査をしています。それから時には、展覧会を企画したり、展覧会の批評を書いたり、色々な活動をしています。

Q.どのような大学生でしたか?
APは学部と修士の6年間お世話になりました。学部2年生の時に「レントゲン藝術研究所」というギャラリーの存在を知り、それからすぐにリサーチを始めました。もっと研究を深めたい!という思いで修士課程へ進みました。思いついたらとにかくやってみる!の精神で、展覧会を開催したり、作家さんインタビューをしたり、ZINEを作ったり、色々なことにチャレンジしました。

Q.女子美APで学びたい人へ一言
様々な表現やプロデュースなどを学ぶことができます。私はこの領域で、芸術とは何か?美術とは何か?アートとは何か?という問いを自分自身に問いかけ続けることができました。貴重な6年間でした。

飯島早矢加 Sayaka Iijima

AP6期生、文京学院大学女子高等学校出身

(2021年 インタビュー)

Q.現在のお仕事は?
書家 アーティスト

Q.お仕事の内容を教えてください
『守破離の美を追い求め、歓喜の場を創造すること』を理念とし、日々筆を走らせています。 書道の型を極めながら私にしか出来ない書の表現美を追求し、作品を通して鑑賞者に心からの喜びを実感してもらうことが私の天職だと感じています。 仕事の内容は大きく2軸あり、 1つ目は1点物の作品を制作し、自身の個展を企画開催しています。 2つ目は、筆文字を中心とした商業デザインを得意としており、日本酒のラベルデザインや飲食店の看板デザインなどをクライアントさんから受注し制作しています。

Q.どのような大学生でしたか?
やってみたいことはなんでも挑戦してみる! そんな大学生活でした。 自分が本当に表現したいものは? 自分にしかない感性って? そんな風にたくさんの問いかけがいつも目の前にあって、迷いながらも自分の好きを突き詰めていました!!

Q.女子美APで学びたい人へ一言
自分とは何か。 自身と向き合い、真の感性を探る旅が出来る。 APはそんなところです。 自分の好きに素直に正直になって、APに飛び込んでみて下さい!

千田マミ Mami Chida

AP8期生、宮城野高等学校出身

(2021年 インタビュー)

Q.現在のお仕事は?
タグチ・アートコレクション(個人コレクション) / アシスタント

Q.お仕事の内容を教えてください
現代アートを見る機会が少ない地域に、とりわけ子供たちに、世界で注目を浴びるアーティストの作品を見せたい!という田口さんの元で、コレクションの作品管理、展覧会の企画、設営展示など、幅広く携わらせていただいています。小学校などと連携し、作品を学校へ運び、子どもたちへ見せるという企画も行っています。

Q.どのような大学生でしたか?
アートプロデュースには、色々な分野に興味がある友達が集まっていた事もあり、楽しそうなことに首を突っ込みすぎてよく頭がパンクしていた記憶があります。 ですが、大変だった時期も含めてそれも全ていい思い出であり、とても貴重な人生経験でもあったなと今では感じています。 真剣な話からおかしな話まで、みんなでワイワイ話す時間が大好きで、それが日々へのモチベーションに繋がっていました。

Q.女子美APで学びたい人へ一言
アートプロデュースでは、自分が今まで認識していたアートの世界とはまた違った、知らなかったアートへの入口と沢山出会わせてくれます。そこで、新しい知識や膨大な情報に驚き、焦ることがあるかもしれませんが、自分の好きや何かいいなという感覚、直感を大切にこれから出会う入口と向き合ってみてください。そこで感じた、得たものがあなたの強みとなっていくと思います。頑張ってください、応援しています!

袁媛 Yuan Yuan

2018年度修了

(2021年 インタビュー)

Q.現在のお仕事は?
中国厦門市映画・ビデオ服務センター

Q.お仕事の内容を教えてください
厦門市映画・ビデオ服務センターは中国国家ラジオ・映画・テレビ総局集団の会社の一つです。主に中国の映画とビデオについて活動の企画を担当します。例えば、中国映画金鶏賞(Golden Rooster Award)、中国ドラマ大会(China Television Series Ceremony)など。

Q.どのような大学生でしたか?
色々な趣味があり、さまざまな場所に出かけて、何でも挑戦する学生でした。特に女子美にいた時、様々な分野で活躍されている素晴しい先生方の助けによって、自由により良い創作ができました。

Q.女子美APで学びたい人へ一言
アートプロデュース研究領域」はさまざまな芸術表現の融合によって、新たなアートプロデュースの可能性を探求する学科です。だから、一度きりの人生に制限をかけず、アートの力で新しい世界を広げましょう。

   

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